RAL CAP(2023SS)
アップデートされたこと
1stロットの RAL CAPはサイドに2つ、計四つのベンチレーションのための金属ハトメがついていました。
サイドにベンチレーションを配置したのは、肌あたりをなるべく無いようにするための設計でしたが、工房さんから設備投資した!と連絡があったので、今回からリニューアルでステッチで菊穴を開けるという仕様に変更しています。
小さなリニューアルですが、常により良くしていきたい!と思っていますので、ぜひ新しい RAL CAP をお試しください!
RAL CAP in Local
僕らの生活で欠かせないものがある。
好奇心の赴くままに、いろいろな物欲もあるっちゃあるんだけれど、気のいい友人と良い音楽に美味しい食事。それと自転車に乗れてりゃ大体毎日ハッピーなんだよね。
そんな生活の中で、そりゃファッションやヘアスタイルだって気にはしているけど、24時間を使い切って遊びたい日には、朝起きて出かける時に寝癖のまま、さっと被れるもの。そんなものが欲しいじゃない?どうせなら、泊まりで出かけるキャンプやハイキングで気にせず被れるものだったら最高だよね。
ってことで、そんな妄想を形にするべく自転車乗りの視点でキャップの設計を考えました。
- 毎日被れる普通のベースボールキャップスタイル
- ヘルメットの下でも邪魔にならない被り心地
- 強風の時などにツバをはね上げられる仕様
- かんたんにアジャストできるドローコードバック
- キャンプやハイキングでも使える速乾性のある生地
僕らの欲望を目一杯詰め込んだベースボールキャップが RAL CAP です。
毎日被れるベースボールキャップ
あんまりオシャレなスタイルだと気後れしちゃうし、ベースボールキャップならそんなこと気にせずどんなスタイルでも合わせられる。普通の6パネルのベースボールキャップでオリジナルの型を起こしました。
ヘルメットの下でも邪魔にならない被り心地
ヘルメットを被ろうと思うと、どうしても気になるのが帽子の厚み。ジャストにフィッティングしたヘルメットほど、帽子がゴロついたり、ちょっとした違和感を感じやすい。そこで、出来るだけ帽子の芯を省いて軽く柔らかく仕上げました。何度もテストしたので、かなり快適に着用してもらえるはず。
ツバをはね上げられる仕様
突風で急に帽子を吹っ飛ばされた経験は結構な人が体験しているのでは?強風だったり日差しの関係でライド中はサイクルキャップのように帽子のツバをはね上げられる方がいい。ってことでサイクリストならではの視点でデザインしています。
かんたんにアジャストできるドローコードバック
ライド中にツバをはね上げたり、カフェの店内でリラックスしたいなって時など、シチュエーションによってジャストなフィッティングは違いますよね。キツめで被っているのが調子がいい時、緩めのフィッティングがいいとき、1日の中でもテンションは色々変わっていきます。そんな時に帽子のフィッティング調整が簡単にできるようにドローコードで止める仕様にしました。
はね上げる時はキツめにするとポジションが安定するのでぜひ試してみてください。
キャンプやハイキングでも使えるオーセンティックな生地
機能性を追い求めれば、もっと優れた素材がたくさんありますが、程よい機能で長く使えて、ベーシックでオーセンティックなルッキングが、アウトドアフィールドから街までを生息範囲としている僕らにとってはちょうどいいんです。
Made in Local…
自分たちの欲しいものを、目に見える範囲で、自分達の気心知れた人たちと作っていきたいと思い、日本で作るRAL製品においては製造工程を出来るだけ愛知県、岐阜県を中心とする東海地方で製造しようと画策しています。
このCAPも岐阜県岐阜市の刺繍工場さんに刺繍をお願いし、縫製は愛知県の一宮市にある小さな帽子工房さんにお願いしました。
ここ 30年で製造現場の状況は大きく変わり、日本の製造現場は劇的に少なくなってしまいました。しかし、岐阜県を中心に僕らの住んでいる地域には車で走れば1時間圏内でまだまだ衣料品の製造現場は残っています。
自転車はローカルを移動する最高の手段ですし、バイクショップはその地域のインフラに寄与する非常に重要な拠点であり、ローカルサポートショップという意味合いもあると思っています。そんな文化で育ってきた私たちだから、ローカルファーストの精神性を持ってモノづくりをしていきたいと思っています。
Material:Cotton60%、Nylon40%(60/40 Cloth)
Size:Free
Made in Japan , Aichi , Ichinomiya (愛知県一宮市製造)