FAQ for Selle Anatomia
◆Selle Anatomicaのサドルについてですが、御社製品紹介ではシートレールがシルバーです。本家のHPではシートレールが黒です。生産時期やモデルによって異なるのでしょうか。それとも御社で購入すると全てシルバーとなるのでしょうか。これまで黒のものを使用していましたが、シルバーレールに惹かれて購入を検討しています。
現在セラアナトミカ社から販売流通しておりますのはブラック仕上げのレールのサドルのみです。
弊社で取り扱っているモデルに関しては、Selle Anatomica社に特別にお願いし、シムワークス独自の企画製品として全てクロームメッキレールで製造をお願いしております。
◆Selle Anatomicaの購入をかんがえています。 わたしの体重は68kgで毎日24km程度、天候に関係なく、連日の雨天であっても乗ります。 革サドルに乗ってみたいのですが、ケアはむずかしいでしょうか。 おすすめのものがあれば教えてください。
まずケアについてですが、セラアナトミカから専用のケアリキッドが発売されております。これをご使用いただくことで革表面の保護と光沢、耐水性を持たせる事ができます。
(以下は同社製品の革素材がすべて耐水仕様になる以前の回答です)
革は、お肌と同じで乾燥に弱いです。しかしながら日本は夏季でも多湿な気候なので、実際はケアが絶対という訳でも無さそうです。必須というよりはむしろ、長く愛用しているとお手入れがしたくなってくると言ったほうが良いかもしれません。もちろんそれによりサドルの寿命も延ばすことができるのは事実ですし、表情も良くなり、なによりお手入れそのものも楽しいものです。
私の個人的なお話になりますが、Selle Anatomica社が創業した2007年当初よりずっと愛用しておりますが、基本的にケア製品は使用しておりません。それでも光沢や経年による質感にはむしろ満足しております。
ただ一点、必ず行っていただきたい事が一点あります。それは、「雨等でサドルが濡れてしまった場合、後で乾燥させる前に必ずテンションボルトを最後まで回しきって、革を緩めること」です。
革靴や革鞄と同じく、基本的には水濡れは極力避けてください。型崩れがおき、伸びきってしまい、サドルとしての寿命が極端に短くなってしまいます。この点だけ気をつけていただければ、お尻をささえてくれる最高の相棒になってくれると思います。柔らかく、とにかく楽です。
SelleAnatomicaサドルは、一般的な革サドルと違い、革がライダーのお尻を支えるだけではなく、左右のおしりの動きに合わせて動くしなやかさを備えているという点にあります。同社のアイコンにもなっているサドル中央部のスリット(穴)の存在がそのしなやかさを生み出す元になっており、他には無いオリジナリティです。