SimWorksは洋の東西を問わず世界中の優れた自転車関連アイテムや自転車乗りの為のライフスタイルに適した思想やアイデアをカタチにして流通させるサービスを日本国内ならび海外に展開しています。
当オンラインショッピングサイトでは高騰する輸入商品の価格を抑えながら、できるだけ多くの人たちにフェアプライスでご紹介したいと思う、特別な商品のみを個人向けに直接販売をしております。 また日本国内では手に入りにくい、海外の優良な書籍関連もこちらのショッピングサイトには充実させており、様々な文化情報を手に入れてもらいたいと思っています。
そしてSimWorksが国内に流通させているクリスキングの様々な修理や仕様変更に対応させるためのスモールパーツをこのオンラインショッピングサイトにて充実させることによって、日本国内のどちらにお住まいの方にでもクリスキング製品のメンテナンスが出来るようにご提案をしています。
昨今の運送業界の人手不足の問題や配送件数の増加による全国的な運賃高騰を受け、お客さまにご負担をおかけしないよう、弊社内でコストを吸収するようにできる限り価格の維持に努めてまいりましたが、現状金額でご提供することが大変困難な状況となってしまいました。 そこでみなさまには運送費を負担していただく代わりに、あらたにシムポイントシステムを導入いたしました。
ご購入金額500円につき1ポイントが貯まり、ポイントを加算していくことによってさまざまな特典と交換していただけます。
特典例 )
10ポイント:配送料無料クーポン
20ポイント:10%off クーポン
30ポイント:シムワークスストア限定Tシャツ
50ポイント:15%off クーポン、シムワークスストア限定ウインドブレーカー
・お求め頂いたアイテムは、通常佐川急便を利用して配送されます。送料は地域によって以下の通り価格が異なります。(税抜表記)
北海道 ¥1,000
本州 ¥600
四国/九州 ¥800
沖縄 ¥1,200
・お買上げ30000円以上で全国どこでも配送料が無料になります。
・定休日につき木曜日の配送業務をいたしませんので予めご了承ください。
- SimWorks -
住所 : 460-0017 愛知県名古屋市中区松原1-4-8
営業時間 :平日 10:00~20:00 / 日曜祝日 12:00~19:00 (木曜定休)
*木曜日の配送業務をいたしませんので予めご了承ください。
連絡先 :t 052-265-7555 / f 052-265-7556
eメール:info@sim-works.com
webサイト:sim-works.com
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1)ご希望のホイールセットを本サイト上からご注文ください。
2)ホイールセットは、ご注文を頂いてからクリスキング工場内にて熟練のホイールビルダーの手によって組み上げられます。
3)クリスキング社にすべての部品の在庫があれば、最短で約2週間で出荷されます。
※CKホイールのご注文は全国どこでも配送無料でお届けいたします!
※必要な部品が欠品している場合はその入荷までに若干のお時間を頂戴することになりますが、何卒ご了承下さいませ。
4)ホイールが完成しますとポートランドから航空便で出荷されます。税関を経て国内に入ってきましたらシムワークスで検品され、お客様のお手元へと発送されます。発送の前にご連絡を差し上げます。この間およそ5〜7日間がかかります。
・定休日につき木曜日の配送業務をいたしませんので予めご了承ください。
私たちはサイクリングを楽しんでいると、不幸にも落車や事故にあってしまうことを経験上知っています。そうなってしまった時のために、私たちはもう一度自転車の上にみなさまが戻りやすいようにクラッシュリプレースメントプログラムをご用意いたしまして、みなさまのカンバックのお手伝いをしたいと考えています。
・このオファーは1組のクリスキングホイールに付き1回のみの対応となります
・クリスキング社内にて診断、修復されます
・交換が必要なリムは、国内定価の50%offにて新品に組み替えられます
・その他、必要なパーツ類は25%offの価格となります
*クラッシュに遭われた際には、まずはシムワークスまでその旨と、リムとハブのシリアル番号、クラッシュしたホイールのお写真を添付してメールでご連絡ください。プログラムの対象である事を確認後、ホイールを弊社までお送りいただき、アメリカへ配送します。そして再度組み換えという手順となりますので、多少のお時間がかかりますこと、何卒ご了承くださいませ。
*修復が完了いたしましたら、その旨と費用をお知らせいたします。本プログラムに必要となる費用は、下記の合計となります。
・修復にかかったパーツの費用の合計
・配送費用 ¥25,000(税抜・全国)
修復が完了し、弊社からお客様へのお手元へお届けする際に代金引換発送にて、会計とさせていただきます。
・お支払方法を以下の中からお選びいただけます。
クレジットカード(American Express, MasterCard, Visa)
Paypal(ペイパル)
コンビニ決済(ファミリーマート, セブンイレブン, ローソン, サークルK, 他)
銀行振込(Cash on Delivery, COD)
・銀行振込の振込手数料に関してはお客様のご負担にてお願いしております。 お振込みは1週間以内にてお願い致します。またこちらの確認が1週間以内にできない場合はキャンセルとみなさせていただきますので予めご了承下さいませ。
・商品が到着しましたら、すぐに内容のご確認をお願いします。
・商品に破損があった場合
商品到着後7日以内に詳細をメールでお知らせください。 すぐに手続きについてご連絡差し上げます。 代替品の発送、もしくは商品代金の返金にて対応させていただきます。 但し、完売品や生産終了品など、交換できない場合は商品代金の返金とさせていただきます。 代替品配送料のお客様負担はございません。
・商品に間違い、欠品があった場合
商品到着後7日以内に詳細をメールでお知らせください。 すぐに手続きについてご連絡差し上げます。 ご注文頂いた商品の発送にて対応させていただきます。 配送料のお客様負担はございません。
・お客様都合による返品について
サイズ間違いや注文間違い等、お客様のご都合による返品のご希望は、未使用・未開封の場合のみ、送料をお客様ご負担による返品のみ受付いたします。
弊社まで返品の品が届き、未使用・未開封を確認させていただいた後に、交換品の発送、返金対応をさせていただきます。
返金額は、商品代から振込手数料を差し引いた金額をお客様ご指定の口座にお振込いたします。
シム: はいグレッグ、今日はよろしくお願いします。まずはあなたの経歴を教えてほしいです。
グレック(以下グ):こんにちは日本の皆さん! 僕はグレック・ハドソン、グレックって呼んでください。 前職はポートランドをベースとしているホイール会社CORSA CONCEPTのメインホイールビルダーでした。
自身のCX&ROADレース経験から、当時(2007年頃)レースで使えて、それでいて丈夫なもの、そして独特な存在のホイールというものがマーケットを見渡す限りどこにも無いなと思い、このCORSAブランドを立ち上げたのです。
CORSAでもハブのオプションとしてCK HUBを使っており、CKに出入りすることは度々ありました。 その後、当時CKで働いていたディランの誘いもあり、CKでホイール部門をゼロから立ち上げるべく、CKへと入社を決めたのです。
またCORSAの立ち上げの前には、REIでセールス+メカニックの経験もあり、もともと自分自身で自転車をバラしてメンテナンスをしたり、組み立てたりするのが単純に好きでしたね。
特にホイールの構造に対して興味が強く、よく自分で解体し、自分で組み直そうとしてもうまくいかなかったのを、近所のバイクショップで直してもらったり。。。そんな個人的な体験が今の自分の原点だと思っています。
初めて自分で組み立てたホイールは15-16年前に組んだ、Mavic CXP33 + Surly SSP Hubなんだけども今も家にあるはず。。。HA HA HA
シム:CKに入社後からホイールデプト開始までの流れを教えて下さい。
グ:CKに入社後、最初の2〜3週間で、ショップフロアで製造を学び、特にハブ+ドライブシェルの構造を完璧に理解するところからはじめました。 その後アッセンブル部門を経験し、どんなトラブルが多いのか、どんな使われ方をしているのか学びました。 その後セールス+シッピング部門も少しやって、すべての部門をホイールの構造のように理解しました。 前職のようなフルタイムのホイールビルダーではなく、ホイールデプトの企画から部署の構築、プロモーション、そしてリム+スポークマニュファクチャーとの関わり方も重要なので、バイクショップやREIでの経験、過去に就いてきた職業の経験をフルに生かしています。
シム:ホイールを組むにあたって特に気をつけていることってなに?
グ:ホイール組みは、スポークの編み方や、スポークテンション、ロゴの位置など、細部も非常に重要になるので、必ず始まりから完成までの全てのステップのおいて確認に次ぐ確認を繰り返します。CKはいわゆる街にあるバイクショップではないので、初期振れなどが出ても、それをCKにたびたび持って来てもらうわけにはいかないので、一度納品したものが2度と戻って来るようなことがないように、より完璧なものを送り出せるように努めています。 そのために、ホイールにサイドから圧を掛ける機械をキングにお願いをして作ってもらったり、テンションメーターの誤差チェックは欠かさず毎朝の日課にしているし、張力計の整備なども欠かせません。 どれも専門的なツールが必要となる作業だけに、道具に妥協することなく、自分たちが自信を持って良いと言えるツールと方法を選び、または自社で作り、それらを正しく使っていくことをとても大切にしています。
シム:今年はツールドフランスにも帯同したらしいけど、なにか面白いエピソードはある?
グ:たぶんR45ハブが一躍有名になったのは、ウィギンズがSKY時代にR45を使っていたことによると思うんだけども、そこから現チャンピオンのフルームもR45を使いたいとなったりして話題になったよね。それを聞いたカヴェンディッシュもチーム供給のハブには多少不満があったりしたらしく、チームのホイールサポートカンパニーであるであるENVEに対してR45で組んだホイールを用意してほしいとリクエストがあったのが、今年のツールでR45が話題になったきっかけだと思う。 本来はジョナス(残念なことに彼はCKの後継者として育てられてきたのですが、今年の7月に病気のため急逝。。。僕らも悲しみにくれました。)が行く予定だったのですが訳あって、僕が今年の5月からENVEを買い取ったMAVICへの研修も兼ねて渡仏しました。 また現地でキングが唯一チームサポートしている、ディメンションデータのチームメカニックに対して、R45のメンテナンスの仕方を教えることも今回の重要なミッションでした。 現地に行ってわかったことなんだけども、チームメカがホイールを組んでいるのではなく、ENVE側で組んだものが使われていたので、それらのすべてのホイール・チェック+調整に加え、急遽カヴェンディッシュ用にも何セットか僕に組ませてくれとオファーをして、現地で突貫で組んだのもとてもいい経験でしたね。短い滞在の中でしっかりと目的をやり遂げることができて本当によかった!
シム:今後の展望や予定は?
グ:個人的なところでは9月に結婚予定するんだ。ちゃんとシムからも来てくれよな HA HA HA !! あまり展望とか野心とかはないんだけど、大事にしたいのは “Always looking fault” 常に間違いがないかを日々確認して確認して確認する。 そんな単純なことを的確に繰り返し続けることが、最良の結果に結びつくことは確かだからね。 でもカスタマーが何を欲しているのか、そして新しい規格に対して柔軟に対応する為にも、しっかりとマーケットを見渡すことだけは忘れないようにしないといけないかな。
シム:今日は忙しいところ本当にありがとう! グレックが組んでくれたホイールをできるだけ紹介していくからこれからもよろしくね。 また日本のサイクリストに一言。
グ:My Pleasure. 今年はグルメセンチュリーが日本でできなかったけど、シムワークスにはクリスキング社が本当にお世話になっているから、もっと強くチームとしてやっていきたいね。 クリスキングのハブは最高の素材と技術とアイデアの結晶だから、日本のみんなもたくさん使ってくれると嬉しいし、たくさんのサポーターが日本に増えれば僕も日本に行かなきゃって!なるから、そのときは日本のみんなとマウンテンバイクに行きたいな! これから日本でも始まる、クリスキング ホイールデプトをよろしくお願いします!
]]>初期型のスチール・ヘッドセットは1999年に24mmのカップスカートを持ちリリースされました。 1999年の時代にはMTBのマシーンの成熟とともに、激しさを増していくライディング・スタイルから、ヘッドチューブの屈曲などによって、ステアリング・コラムが自転車から脱落することはそう珍しくなく、強度の高いこのスチール製のヘッドセットを圧入することによって、ヘッドチューブ自体の補強のための最良な解決法として登場しました。
初期のスチールヘッドセットに浮かび上がる古艶は今でも多くの人を魅了します。
前時代と現在のスチール・ヘッドセット。 先に述べたようにオリジナルは24mmのカップ・スカートを持っていましたが、現在のスチールセットは17mmのカップ・スカートで製造されています。
そして決して忘れてはいけないことがあります。
このヘッドセットを使用の際は必ずその長いカップ・スカートの寸法に対しヘッドチューブ内部に適正なリーミングを当てるということを。 それは付属されるピンクの取扱説明書に細かく記載されているということも含めて。
クリスキングの各製品は円柱状で長さのある無垢材を大小に切り出してから削り出しを始めるため、とても多くのチップ(削りカス)がたくさん出てしまいます。 クリスキング社は切削時に使用するベジタブル・ベースの油を出来る限り回収し、再利用するために、すべてのチップをカスタム・タンクに集めます。 その過程において彼製品その削りカスで高密度のパックを作るのです。
チップは約200トンの油圧力を持つペレット製造機で処理され、パックが製造されます。 その強烈なプレス力により、削りカスに付着するほとんどのオイルも抽出され、またパックの密度も極度に向上するため輸送効率も向上するという、様々な長所を兼ね備えているのです。
クリスキング社は15年以上前にチップをパックに作り変え始めました。 製造工程のあらゆる局面において、クリスキング社は高品質の材料を的確にリサイクル・ループへと戻し、環境への影響を最小限に抑えることを目指しています。
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クリスキングは我々がよく知っていて、レースでも実績のある有名なRingDrive™(リングドライブ)を考え出す前に、異なったドライブ・システムである、一方向クラッチローラーベアリング(一般的にはステルス・ハブと呼ばれています)を試していました。それは数量は少なかったのですがプロトタイプとして作り出され、テストされ、レースでも実際に使われていました。殆どの条件に関してはクリアできたのですが、当時のマーケットの需要に対して少し重くなりすぎたのと、整備性が極端に悪かったこと、そしてオンロード使用においては問題がなかったのですが、オフロードでのトルクを大きくかける状態時には多少の滑りの危険がありました。1993年に設計されたこのクラッチドライブ・システムは結局使われること無くお蔵入りしましたが、この時の経験が1996年に出荷を開始したリングドライブの設計に多大な影響を及ぼしたのは言うまでもありません。なぜならばクリスキングの製造目標は常に、即時修理可能で解決的なデザインを作り出し、かつ継続的に生産をすることでした。しかしながらこのハブは歴史のなかでもかなり重要で面白いものだと思います。
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クリスキング社は1992年に順調に生産が続けられていたヘッドセットに加え、スクエア・テーパードのボトムブラケットの生産化を始めようと試みました。(このデザインにおける特許は1994年に授与されました。)ほぼ量産型品と同じものとして、約30個のプロトタイプが製造され多くのプロ・アマを含めたライダーたちがマイルを稼ぎ、実用に向けて着々とテストされていました。そしてクリスキング本人もこの試作品を、彼が所有するYetiのマウンテンバイクに2010年まで使用していました。(残念ながらヘッドにクラックが入ってしまったことにより、かれの周りから乗車を強く止められ、やっと乗るのをやめたのはここだけの話です。そして現在はキング工場内のヒストリールームにてご覧いただくことができます。)しかしながらボトムブラケットのスピンドル・形状がにわかに騒がしくなってきたその時代背景と、スクエア・スピンドルを量産製造していくことの難しさから、クリスはこのBBの生産とリリースを中止しました。このBBにはローラー・ニードル・ベアリングが装備されています。そして六角レンチを使用することによって、スピンドルの内部エキスパンダーを緩め、スピンドル自体を取り外したり、左右いずれかの方向に最大5mm幅でのチェーンライン調整を行うことができます。
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今日の#CKPChistoryは今までとすこし趣向を変えたもの、それはクリス・キングが初めて買った旋盤機をご紹介します。 1976年の夏の終わりに、$1,800のローンを組んで彼は最初のマシン、中古のHESTIKA社のタレット旋盤機を購入しました。 彼の故郷でもあるカリフォルニア州サンタバーバラにあった家のガレージの廊下にそれは設置され、クリスはこの旋盤機と隣人の地下室に設置してあった垂直型ミルとの双方を使用し、また少々の追加作業を行うことによって、すべての初期型ヘッドセットを製造したのでした。 そしてこの旋盤機は数年前のリタイヤメントまで、定期的な修繕を繰り返すことによって、実際にクリスキング社が所有してきた工作機の中でも、一番長く使われた工作機という記録を持っているということも最後に付け加えておきます。
*クリスキング社内には修繕部署というものがあり、使われている工作機のその多くが中古市場から流れてくる日本製の旋盤機や各種工作機なのですが、それらを現状の製造現場に合わせ、骨組みはそのままで、その内部を精密に作り変え使用するようにしています。 そして一旦何か不具合が起きても、よほどのイレギュラーがない限り、その修繕チームが社内にて修理をし、さらに必要とあればその工機類にさらなる追加工作を施して、より長きに渡り使い続けるための作業を日々行っています。
]]>1978年から1982年までの間にシエロ・ブランドネームのもとに、約25台のマウンテンバイクが製造されました。
初期のマウンテン・バイクの多くがそうであるように、ゆったりとした乗車を基準とされた現在で言うスラック・ジオメトリをもっており、短いヘッド・チューブと長いチェーン・ステイがその特徴とも言えるでしょう。 一番最初にクリスキングが自身のために作った、シエロ・マウンテンバイクは残念ながら盗まれてしまいました。 そのバイクの特徴は赤で塗り上げられ、クロム仕上げのBMXクルーザー・スタイルのフォークが装着され、加えてシールド・ベアリングをアダムス・ドラムブレーキに装着できるようにと、自身で作り上げた特注のアクスルを持っていたということです。 また重量は45ポンド(約20キロ)の重量だったそうです。 もしお近くで見つけた方はぜひクリスクキング社までご連絡していただき、できれば返却していただけるとまことに感謝いたします。
そしてこの記事に上げた写真は示されているバイクは2番めに作られたマウンテンバイクであることを付け加えておきます。
]]>クリスキングが取得した最初の特許がこのグリップナット®システムでした。 ジ・グリップナットと呼ばれるシステムは、そのクリスキングが製造するほとんどの製品と同様に、問題を解決するためにデザインされていました。 特に当時はスレッド・コラム(ねじ切り)全盛の時代であったこともあり、万が一ステアリング・チューブを適性より短くカットされた時や、スレッド(ネジ山)自体が損傷してしまった場合に、ヘッドセットが十分にネジに噛み込むことができなくなり、徐々に緩んできてしまうことが、たびたびスタンダードなねじ切りヘッドセットに採用される、ナッテド・ヘッドセット (NUTTED HEADSET)では起きていました。
グリップナット®とは、調整リング、ロックリングロックナットとともにスレッドが切ってあるコンプレッション・リングを用いることにより、ロックリングナットを締め込むことによって、そのコンプレッション・リングが強く噛み込まれていく、つまり内部でグリップしていくという構造を持つことによって、正確かつ安全なステアリングコラムへの装着を可能にするとともに、過去から現在まで多くのサイクリストが寵愛してやまない、スレッド・フォークの寿命を確実に伸ばしてくれたのです。 今日でも1インチから1 1/4インチまでのサイズにおいて、コンバージョン・キットからコンプリート・ヘッドセットまで製造がつづけられているのです。
]]>このヘッドセットはクリスキング・ライトセットと呼ばれ、トレック社の5800系ロードバイク専用のOEM(Original Equipment Manufacturing)として1992年に開発されました。 しかしながらこの軽さを追求し開発したスプリット・ウェッジ・システムと当時呼ばれていたシステムが発するノイズと、その分解が非常に困難なシステムであったことから、同時期に研究を重ねていたO-リングを使用するベアリング・キャップの登場となり、やがてそれは現在の素晴らしいグリップロック・システム®へと道を譲りました。
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